ゆかりんHoney bunnyツアー大宮公演の感想

 雨の中、特にやることもなくて屋根のある場所で時間をつぶす。開場20分前になると待機列が形成され始めて、あっという間に屋根のないところまで伸びていく。少し雨が止んだタイミングを見計らって並んでいると、また雨が降ってきたあたり、やや運がないが、まあここで運を使い果たさなかっただけ良いと思うべきか。辺りを見ると昨日に引き続きうご凛さんが並んでいた。タイミングが合うらしい。今日も30分前にバニラバ。油断しないように復習しておこう。

Poppin’ Magic

 男爵が入場すると会場は拍手に包まれる。照明が消されると、対照的に客席のペンライトが一斉に灯り始め、ピンク色の世界ができあがる。爽やかなイントロとコーラスが流れ始めて、ポップアップからピンクと銀色の綺麗な衣装のゆかりんが登場する。時計がゆっくり動き始めるように始まった前回とは違って、朝日がゆっくり昇るように始まる今回のツアーのオープニングも、参加2回目にして馴染んできた感じがしてくる。この曲のサビの手を伸ばすところから始まる振り付けはワクワクして心が弾んでいく様子をキャッチーに表現していて、とてもかわいい。

好きしかありえない

 号砲が打たれて一気にエンジンがかかるかのように会場全体が躍動しはじめる。ゆかりんが歌うストレートなメッセージも明るく鮮やかに聴こえてきて、2曲目にして“ライブ映え”している空間ができあがった。今日も笑顔で歌うゆかりんがかわいい。

MC

 噂に聞く恒例の埼玉弄りから始まり、大宮を弄りつつ浦和はギリギリ回避する綱渡りっぷり。桃色メイツと次の曲の冒頭の振りを確認して、曲へ入っていく。

Sweet Alert

 昨日の曲入りもとてもかわいかったのだが、今日は安定した出だし。それと同時にクラップが響き渡る。サビのところで体の前で腕をぐるっと回して左右に振った後、腕を高く真上に挙げる振りがかわいくて、釣られるようにペンライトが一斉に高くあがる。間奏のクラップも疾走感があって楽しい。

キャラメル

 可憐で少し甘さのあるゆかりんの歌声に魅せられてしまう。一気に平穏でゆったりとした空間に切り替わって、この歌声と音だけを浴びていたいような気分になってくる。無意識のうちに思考がゆっくりと止まって、ただひたすらにステージを眺めていた。

トーキョーキャンディーガール

 この曲を聴くと、冷たい風に街灯やビルの明かりが照らす夜の雑踏の風景が頭に浮かんでくる。1曲前の「キャラメル」とはまた違う世界が広がった気がして、小旅行をしているような気分になる。曲の主人公の強さ、孤高さを体現するようなゆかりんの歌声がカッコいい。Cメロからのメイツの振り付けはSNSでも話題になっていたが、確かに真似してみると面白いかもしれない。覚えが悪いから時間がかかりそうだが覚えてみようか。

映像

スクリーンが降りてくるのと同時に、つるされていた月と星のセットが上昇していくと、映像が始まる。今日の映像はそば打ち。もう一度見たい。

エアシューター(アコースティック)

 シンプルな楽器構成と可憐なゆかりんの歌声に魅せられる。今日はサビのところで振り付けをするゆかりん。アコースティックはいつも楽しそうで、こちらも笑顔になってくる。昨日打ち上げで「エアシューター」の2番のAメロは原曲にはないはずだという話題があり、今日は2番のAだけやらないでおいたのだが、今回のアレンジ的には入れても違和感がない気がするから悩ましいところ。

MC

 王様を助けるゲームの話。あややさんが最強らしい。歌をやるか、王様をやるか、一瞬選択肢が提示されかけるも、引き続きアコースティックコーナーをやることに。

夢色ラビリンス(アコースティック)

 私はライブでこの曲を聴くのは初めて。何度か映像でこの曲を見たことはあるのだが、その時に感じた印象と同じで、この曲を歌うゆかりんの歌声はとても綺麗に聴こえる。アコースティック編成だとその歌声の綺麗さを堪能できて心地よい。特にBメロを優しく丁寧に歌い上げる部分には惹き込まれる。記憶が正しければ、途中で歌詞を間違えかけてとてもかわいかったのはこの曲だったか。

you(アコースティック)

 去年のおとなのゆかりちゃん祭り以来の「you」。今回の「you」を歌うゆかりんはとても美しくて、歌声には寂しさや孤独感が強めに乗っているように感じた。2番からは少し涙声になっているように聴こえてきて、感情的に心に響いてくるものがあった。

映像

 昨日のバーチャルデートのラストからの連続で(という解釈でいいのか?)、今日は山に行くプラン。ぼくもバーベキューをしたい。

スーパーノヴァ

 スクリーンが昇っていくと、薄い白い幕が下りてきて、その向こうでポップアップからゆかりんが登場する。青白い照明に照らされたゆかりんは教科書で見た超新星のように見えてくる。昨日は上手側の端の方から見ていたのだが、今日は正面からで、幕にプラネタリウムのように映し出された星々の中心にゆかりんがいる様子は、暗闇から見た星空のように幻想的だった。そして、曲の後半ではゆかりんを中心にその星々が尾を引いて回転しはじめる。その光景はどんな景色よりも綺麗に見えた。

逆蜻蛉

 曲が終わったと思った瞬間に、鋭くギターが鳴り響く。白い幕が下に落ちると、青と赤のライトに照らされて、怖さの乗った歌声が響き渡る。少し落ち着いて、ホールの左右を見てみると、青と赤のライトに照らされたゆかりんの影がホールの左右に浮き上がっていて、ツインテールがとてもかわいい。曲の怖さと影のかわいさのギャップにかき乱された。

null

 レコードノイズが心地よいあのイントロが始まると、ステージ正面に青白い照明が一つずつ灯っていく。上から3つ、4つ、4つ、2つ。合計13個の点の照明が後光のように差し込む中で、優しくつぶやくように歌うゆかりん。優しさと愛に溢れているように聴こえてきて、あたたかく穏やかな気持ちにさせてくれる。後奏に入るとゆかりんは一歩ずつ階段を上っていき、ポップアップのところからステージを後にした。

映像 

 カードに書かれた設定のもと桃太郎を朗読するゆかりん。似たような企画は去年の映像パートでもあったと思うが、プロの技はすごいし、おもしろい。

You Are The World!

 鮮やかな衣装を着たゆかりんが階段を降りてくる。1番のAメロ明けの間奏ではクラップが入り、ステージも客席も愉快で楽しい空間が広がる。曲の途中で笑顔で手を広げ、楽しそうにクルクルと回るゆかりんがかわいい。

聴こえないように

 TCからゆかりんのライブに行き始めた私からすると、TCのオープニングを飾ったこの曲をまたライブで聴くことができるのはとても嬉しい。ライブで聴くのはTC中野初日以来になる。この曲を聴いていると、初めてゆかりんのライブに行った時のことが蘇ってくる。当時のことは体が覚えているのか、自然とペンライトを持つ手が動いてきて、コールが出てくる。「大好き!!」の大合唱がとても良い。

Paradoxx.

 事前に初日のセトリを見ていたから少しだけ身構えていたのだが、違和感なく「Paradoxx.」のイントロが始まって、少しだけ拍子抜けした。あの曲にはどこかで逢えますように。

 落ち着いているように聴こえてくる冒頭から、徐々に加速していって、サビで頂点に達する心の叫び。それを体現する様子を目の当たりにして、惹き込まれるように見入ってしまった。

映像 

 昨日の名古屋公演の様子が追加されていた。ペットカメラを通じてみみちゃんを眺めるゆかりんがかわいい。

Vanilla Lover

 バニラバのイントロが流れ始めると、雲が過ぎ去って晴れ間が差してきたかのように陽気な気分になってくる。今日は昨日に比べると前方中央の人たちも踊れているように見えたし、サビに入る直前の好きの連呼はとてもかわいい。

MC

 相方のネタのオマージュに始まり、「てらしーだけが爆笑してると思う」と話すエピソードが披露される。直前にiPadが足に直撃する“事故”があったらしい。桃色メイツ4人が登場すると、突然次回の衣装の色を賭けたじゃんけん大会が開催された。

Wonder habit

 この曲が始まると、ステージ全体が明るく輝いて見えてくる。歌詞と歌声もそうだが、この曲は振り付けがとてもかわいくて、いじらしさという方向性の可憐さがここまで振り切っている曲は他にはないのではないだろうか。

期待しないで

 “ゆかりがいるなら大丈夫!”から始まるコールの声は昨日よりも大きくなってきたような気がする。この先完成していったらどうなるか楽しみではある。サビではゆかりんが真っすぐ手を伸ばす。同じように会場のペンライトは真っすぐゆかりんを指していて、一瞬にして綺麗な花の道ができたように見えてくる。

La La Love call

 力強くて、とても映えるギターが鳴ると、「La La Love call」が始まる。今回も含めて3つのツアーで一つの作品として、ストーリーとして仕上がってきたこの曲には、たぶん各々に色んな想いが乗っているはずで、ゆかりん、バンド、桃色メイツ、客席、みんなの心の声が漏れ聞こえるような気がしてくる。昨日は間奏ですぐに“ハイ!ハイ!”と掛け声を入れかけてしまったが、昨日の公演でこの位置にメンバー紹介が入ることは学んだから、今回はスムーズにクラップに入ることができた。

Exactly

 この日、客席側の声が一番大きかったのはこの曲だったと思う。この曲の成り立ち、そして今までを考えると、この曲にコールが乗ること自体に感慨深いものがあるが、誰が呼びかけるでもなく、ゆかりんの歌声に合わせて自然とみんなの声が揃ってくるところやペンライトの動きが揃ってくるところは、この界隈にいて心動かされる場面の一つで、まさにそういうものを目の当たりにしたのがこの曲だった。

逢うたびキミを好きになる

 銀色と緑のテープが空を舞う。私の近くにも数本落ちてきて、左手を伸ばして2本ほど掴み取る。Bメロのコール&レスポンスは何度やっても気持ちいい。ゆかりんは花道の端のほうまで歩いていって歌っている。最後は“逢うたびゆかりを好きになる!”の大声援で本編が終わった。

encore

Only oneのあなたのせいよ

 “ゆかりん”の大声援が数分間続いた後、一瞬照明が暗くなり、ポップアップから上がってくるゆかりん。歌声に合わせてペンライトが一斉に上を向き、そして曲に合わせてクラップが始まる。私は左手で右手の肘のあたりを叩くのだが、さすがにこの2日間で叩きすぎたのか、少し痣のようになってきた。オープニング感が強くて、これを聴いていると、もう1回自分の中のスイッチが入ってくるような気がする。

MC

 ゆかりんはオタサーの姫のプロ。北海道と沖縄だと、距離的には沖縄のほうが遠いだろうが、時間的には北海道のほうが大変そう。そして、お水は美味しそう。

くちびるプラトニック

 MC明けは「くちびるプラトニック」。サビの歌詞に合わせた“好き好き好き 好き好きゆかり”のコールの部分では耳に手を当てるゆかりん。今まであまりこの部分のコールを入れていなかったのだが、次回はやってみようか。

うらはら兎のねがいごと

 このイントロが流れてくるとついに最後の曲かと少しだけ寂しい気持ちになるが、前回のツアーよりも少しだけ明るく聞こえてくる気がして、一瞬にしてその感情は薄れていく。コールが入る場所では耳に手をやるゆかりん。一段と声が大きくなったような気がする。

 最後は全員でラインナップして一礼し、手を振るゆかりん。最後のあいさつでは、「基本的にはみんなのことが好き」と聞こえた気がしたが、思い込みによる勘違いかもしれない。私の心の中では言われたということにしておこう。

遠征記(note)はこちら

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