新潟テルサ
会場に戻ってきて、適当にロビーを彷徨っていると、いつものメンバーに出会う。お盆の時期に新潟市内の駅から遠いところで知り合いに何人も会うというのは冷静に考えると面白い。
今日は17列目の中央からやや右寄り、新潟テルサは小さめで舞台と席との距離も近くて、体感としては10列目くらいにいるような気がする。
Poppin’ Magic
爽やかなイントロとともに舞台全体が輝き始めて、その頂上でゆかりんがほほえんでいる。ツアー12公演目、私にとってはツアー11回目の開幕、また参加することができた嬉しさを噛みしめながら”それは優しい奇跡”、”You are only one”、”We are only one”と口ずさむ。ここから先、9日間で5公演が続いていく、その1曲目として相応しく、明るく綺麗なオープニングだった。
好きしかありえない
1曲目に続くように、明るさと輝かしさが増していく。客席側の声とともに、会場全体が揺れているように感じてくる。ライブ終盤かと思うくらいの温度感で、”好き好き大好き大好きゆかり”の声が響く。Aメロで大きなハートを描くゆかりんがかわいい。
MC
新潟に来るとだいたいこのホールが会場になるというゆかりん。ホールまでの移動中には野球場とビックスワンが見えたらしい。イースタンリーグのチームが増えたというのは知っていたが、うち1つが新潟とは知らなかった。
Sweet alert
イントロでゆかりんの動きに合わせて、真正面を向いたピンク色のペンライトが一斉に真上に向かって上がっていく。表情が歌声に乗っているのではないかと思うほど、歌声を使い分けて歌詞の中の感情や場面を歌い分けていくゆかりんに釘付けになる。この曲は全体的に振り付けがとてもかわいくて、楽しみにしている曲の1つでもある。
キャラメル
昔ながらの白熱電球のような、というと安っぽく聞こえて誤解を招くかもしれないのだが、平穏で幸せな日常生活を連想させるようなその色の照明の下でゆかりんが紡ぎ出すこの曲は多幸感がある。2番のBメロの”お鍋の底をそっとかき混ぜながらね”のあたりもそうだが、全体的に振り付けがかわいくて、この曲の歌声を聴きつつ目でゆかりんを追っているときにしか得られないポジティブな感情と栄養がこの世にはある。
トーキョーキャンディーガール
ダンスの時間の前半戦。神戸公演からお馴染みのイントロの動きに始まり、Bメロのクラップ、そして”ほんとイカしてる”からはダンスと、とても楽しい曲になっている。サビの最後の一節ではマイクを右手に持ち替えて左手を斜め上に突き上げるゆかりん。
映像
今回の映像は格付けチャレンジ。チョコレート、お茶、チーズとも軽々と正解していき、見事”舌神”なる称号を手にしたゆかりん。
エアシューター(アコースティック)
桃色男爵と呼吸を合わせると、「エアシューター」が始まる。”ここから見える世界はピンク色”の歌詞に合わせるように客席にもピンク色が所々で灯り、舞台上だけではなくて客席も含めて一つの同じ空気が共有された場が完成した。サビのところで流れ星を表現するように手を斜めに振り下ろすゆかりんがかわいい。
MC
開口一番「米」。楽屋にはたくさんのおにぎりが置いてあったらしいが、悉く賞味期限が19時だったらしい。「いま何時?」と次の映像の時に食べることを企てるゆかりんがかわいい。おにぎりは半分空気だからカロリーは低いらしい。
夢色ラビリンス(アコースティック)
ラビさんの優しくてゆったりとした音色のピアノから優雅で美しい世界が目の前に描き出される。この曲のAメロのゆかりんの歌声は艶やかで綺麗な部分が際立っていて聴き惚れてしまう。この曲は今回のツアーで好きな曲の上位に入ってきた1曲になった。
you(アコースティック)
ラビさんとゆかりんだけが残って、ゆかりんに一筋の光がさす。ラビさんが切なさの乗ったピアノを弾き始めて、ゆかりんが歌い始める。か弱さが際立つような、普段より少し高めに聴こえるゆかりんの歌声。今日は音響が良いのか、息遣いだけではなくリップノイズも聴こえてきて、いつにも増して生きた歌として聴こえてきた。
映像
今日のバーチャルデートは山で菜の花畑を巡るコース。車を降りて雨が降っているところ、傘を差しだされてすぐに笑顔になるゆかりんがかわいい。バーベキューのシーンで毎回思うのだが、カンペを確認しているのか、セリフを言う前に一瞬だけカメラから目線を外すのがとてもかわいい。
スーパーノヴァ
紗幕が下りてきて、少しずつピントが合っていくように舞台の一番奥の部分のゆかりんのシルエットが現れてくる。星々に囲まれた中で歌うゆかりんは神秘的で、点在と密集で構成されたこの宇宙を司り、その動と静を意のままにコントロールして美しい世界を出現させた。曲が終わっていくとともに、中心にいたゆかりんのシルエットもゆっくりと消えていった。
逆蜻蛉
紗幕が一瞬にして回収されると、ギターがまるで暴走族のエンジンのように鳴り響く。音響の関係か、普段とは違って耳に刺さってくるような感覚はなかったが、それでも十分な迫力だろう。左手の花道からゆかりんが登場すると、一瞬で紗幕が回収され、赤色の不気味な世界が目の前に広がった。CD版ほど歌声にエフェクトがかかっていないからか、歌声の恐怖感を感じる部分がストレートに乗ってきてとても怖く感じられる。
null
恐怖の世界におびえた人を癒していくかのように、レコードノイズが際立つこの曲のイントロが感情を穏やかにさせてくれる。続くゆかりんの歌声はすべてを包み込んでくれるような気がするが、何よりもこの曲は歌詞が魅力的で、ハッとして歌詞を聴き込み始める。この曲も儚くもすぐに終わってしまって、後奏でゆっくりと階段を上っていくゆかりんを眺めながら、この曲をもう少し聞いていたかったような切ない感情に支配される。
映像
ここではAMA”S”ONギフト券をかけてスポーツゲームに挑戦。ボウリングで圧勝するゆかりん。
You Are The World!
ポップアップからゆかりんが登場すると、今までの雰囲気とは一変して、コンサートホールというよりはオールスタンディングのライブハウスのような雰囲気になる。メイツに煽られるようにクラップが響いて、会場全体が揺れ動く。
聴こえないように
高崎以来3週間ぶりに聴く「聴こえないように」。Aメロではゆかりんの動きに合わせるようにペンライトが上から下に一斉に振り下ろされる。サビの最後では”大好き”、”好きだ”の声がこだまする。間奏のところで片手を前に出し、片足で横に飛び跳ねていくゆかりんがかわいい。
Paradoxx.
2曲で作り上げられた明るい空気を一回洗い流すように、ラビさんの清らかなピアノが奏でられる。照明も少し暗くなって、「Paradoxx.」が始まっていき、歌声と感情が滔々と流れだしていく。
映像
ツアーのドキュメント映像が流れる。今回は群馬公演と水戸公演。水戸公演では喫煙中で誕生日のスタッフ2人にサプライズでケーキを持っていく様子が流された。
Vanilla Lover
お馴染みのダンスの時間がやってきた。何事もなく、いつも通り楽しい時間が続いて1番が終わったのだが、2番のサビ前、”どんな日も好き……”のところで”好き”の回数を間違えてしまい、悔しそうな表情をするゆかりん。続く最後のサビの手前の”終始 好き……”のところでも回数を間違えてしまい、心が折れて崩れ落ちてしまうゆかりん。どちらもめちゃくちゃかわいくて、叶うものならこの場面を映像化してほしい。
MC
バニラバのサビ前の“好き”の連呼をミスって悔しがるゆかりん。あの場面で指を振ってリズムを取っているのは振りではなくて”好き”の数を数えていただけらしい。ゆかりんは先週月曜日にアミュレートの独立記念パーティに参加したらしい。
Wonder habit
冒頭のサビのところもそうだが、ゆかりんが右斜めうえに手を伸ばして折りたたむところから始まるサビの振り付けがとてもかわいい。
期待しないで
Aメロで2回続く会話のようなコールは何度やっても楽しい。間奏のところのメロに合わせた歌うような口上も声の大きさが大きくなってきて、ようやく定着してきた感がある。この日もこの曲は振りがとてもかわいかった。
La La Love call
イントロとともに会場全体が動き始める。この曲を聴くとライブ終盤を実感するが、この曲を聴かないとライブを終えられない気もする。2番終わりの間奏のところでのメンバー紹介では、ラビさんの演奏に合わせるように体を動かすゆかりんがかわいい。
Exactly
イントロでゆかりんが左右を見ながらひとりで振りを始めるが、すぐにメイツ全員が真ん中に集まってきて輪ができた。客席側の高揚感も最高潮に達して、この日一番ではないかと思うほどの大きな声が聴こえてくる。力強くて、前向きで、明るいこの曲の歌詞に背中が押されたような気持ちになる。
逢うたびキミを好きになる
緑色と銀色のテープが飛ぶ。バンドメンバーも前に出てきて、ゆかりんもステージの端から端まで動き回りながら歌っていく。ラビさんのところにゆかりんがいくと、二人とも体を左右に揺らすのだが、何度やってもゆかりんと左右が合わず、ちょっとだけご機嫌ナナメのゆかりん。”太陽はずっとずっとキミだよ”では客席の中央列付近を指さすゆかりん。2回目はこちら側を指さしていたのだが、自分に向かっていたと思い込むことにしておこう。
encore
Only oneのあなたのせいよ
“ゆかりん”コールが何分も鳴り響くと、男爵が出てきて、準備が進められる。整うと照明が暗くなって、セットだけが明るくなり、ポップアップからゆかりんが登場する。イントロが始まり、クラップが鳴り響く。この曲はメロディの持つ力がとても強い気がしていて、ライブによく映えると思う。
MC
ゆかりんの「みんな元気?」に対して「腰が痛い!」の声が飛ぶ。多くの人は明日移動日らしい。今日の最前列も女の子が多かったようで、一人ひとり話しかけていくゆかりん。
Super Special Day
京都以来となるあの曲のイントロと照明に客席が湧き上がる。”LOVEゆかり”、”ゆかりがいつでも一番さ”と全力で叫んだ。ゆかりんはステージを動き回る。左端の花道の先に盲目の方が座っていて、ゆかりんがその人のもとに近づいていくと、手を握る。その人は一瞬にしてとても幸せそうな顔になって一礼していて、こちらも幸せな気持ちになる。そのまま中央に戻るのかと思いながら見ていたら、ゆかりんが客席に降りてきて通路をまわり始めた。通路から一人ひとりに手を振りながら歌っていくゆかりんはとてもかわいい。私のブロックの周りにもやってきて、3m手前から歌っているゆかりんを見たのだが、こんなに間近で見ることができるとは思わなかった。左手側の階段を降りながら、”ゆかりだけのため生きるのだ”、”おれもー!”のコールを受け止めるゆかりん。とても楽しそうにステージに戻っていった。
うらはら兎のねがいごと
ついに最後の曲になったのだが、「Super Special Day」の衝撃があまりにも強すぎて、もはや何も覚えていない。きっといつも通り、”好きだー!”、”かわいいよ!”と叫んだと思うし、サビのところで斜め上を指さすゆかりんを見たのだと思うのだが、この曲だけは記憶から完全に抜け落ちてしまっていた。
挨拶
一人ひとりに手を振るゆかりん。左端のほうでは盲目の方に語り掛ける場面もあって、優しさに心打たれる。SSDで回れなかったエリアの人たちに「そっちに行けなくてごめんね」と話すゆかりん。こういうところがとても優しい。明日からはコミケ。声優島は初日らしい。

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