神奈川県民ホール
ホールに戻ってきて、そばを食べてきたというてちちさんと合流する。暫く談笑していると、見知った顔が本人確認ブースへ向かって歩いていく。今日は“見知った顔”こと友人氏と連番する予定で、リストバンドをつけた友人氏がロビーに入ってきた。この友人は前回wmツアーの千秋楽で初めてゆかりんのライブを観て、今日がゆかりん2回目なのだが、私とは幼稚園・中学・高校の同級生で、途中空白の6年があるとはいえ幼稚園入園以来20年以上の付き合いになる。普段は他の界隈でオタクをやっているのだが、ゆかりんに興味を持ってもらったらしくFCにも入ってくれたという良いヤツである。もし見かけたらぜひ囲ってあげてほしい。
屋外にできはじめた入場待機列に並ぶのは危険な気がして、適当に涼んで程よい時間に会場に入っていく。今日は3階席の前から3列目の通路席。ステージまでの距離感が近くて、全体がはっきりとよく見える。物だけは絶対に落とすまいと、ペンライトをしっかり点検して、後ろを振り返ると、真後ろの席が一度飲み会でご一緒したことがあるフォロワー氏だった。「ステージ見えなかったら後ろから殴ってくださいね」と挨拶を交わしておく。
Poppin’ Magic
男爵が入場してきて、ポップアップが下がって、ライブが始まる準備が進められていく。BGMが止まって、照明が暗くなると、爽やかなイントロが流れてくる。ポップアップから上がってきたゆかりんは最高にかわいい笑顔で、右手を振っている。客席を埋め尽くすピンクのペンライトはシンクロするように揺れ始めて、いつもの明るい歌声が響く。
好きしかありえない
ステージが明るく光り輝いて見えてきて、会場全体が弾けるように躍動する。Aメロの歌詞に合わせてハートを描くゆかりんがかわいい。サビでは曲に合わせてペンライトが上下に動いて綺麗な世界が目の前に現れる。口上の声も大きくて、気が付けば全力で“ゆかりが好きしかありえない!!”と叫んでいた。
MC
梅雨が明けて夏が終わってしまうというゆかりん。明日高崎に行かずに河口湖でバーベキューをする予定の王国民がいるらしい。
Sweet alert
イントロの英語の歌詞の部分の疾走感が楽しい。Bメロの”一度は許しても”からの横向きで顔の横で指をふる振り付けがとてもかわいいし、サビの腕を2度回して左右に振った後に高く腕を上げる振りは真似したくなる。サビでは“ハイ!ハイ!”と場内にコールが響き渡る。
キャラメル
穏やかな黄色の照明に切り替わると、鍵盤の音色が聴こえてきて、優しいゆかりんの歌声が響いてくる。サビの振り付けは何度見てもかわいいし、ライブでこの曲を浴びているときの多幸感はこの上ない。2番のBメロの”お鍋の底をそっとかき混ぜながらね”に合わせて指をクルクルと回すゆかりんがとてもかわいい。
トーキョーキャンディーガール
照明が切り替わって、音数が少なめで整っている印象的なイントロが流れると、空気が一変する。神戸で話題になったあの動きをしている人も多くいて、客席からは笑い声ももれる。サビのダンスはゆかりんも右手で参加していた。間奏では振りに合わせてペンライトが∞の字を描き出す。
映像
果物の皮むき対決。証拠隠滅のために切れ端を口の中に入れるゆかりんがかわいい。
エアシューター(アコースティック)
今日は舞台左手側ではなく、右手からゆかりんが登場すると、拍手に包まれる。1曲目は「エアシューター」で、ゆかりんは少しあどけなさのある可憐な声で歌っていく。サビではペンライトを点けて、振りに合わせてワイパーをする。Dメロの歌とクラップの掛け合いは一体感があって良い。
MC
京都駅でお店がほとんど開いておらず、時間があったのにお土産が買えなかったというゆかりん。ノリさんは固いアイスを買ったらしい。練乳を吸うのは情緒がない。
夢色ラビリンス(アコースティック)
今日のアコステ2曲目は「夢色ラビリンス」。ラビさんの演奏から優雅で落ち着いていて綺麗な世界が創り上げられていく。ラビさんのイントロがゆったりとしたテンポだったようで、少し拍子抜けした感じのゆかりんがかわいい。煌びやかなサビと、ゆかりんの歌声の一番きれいな部分がホールに響くAメロとBメロが最高で、このツアーをきっかけに気が付けばこの曲をとても好きになっていた。
you(アコースティック)
ラビさん以外の4人がステージ右端へ退場していって、ゆかりんを黄色い照明が降り注ぐように照らしている。そして「you」が始まる。好きではなかったはずのこの曲がはっきりと好きな曲に変わった経緯は京都の感想で長々書いてしまったが、“好きな曲”としてはライブで初めて聴く「you」。この曲のイントロは今まで悲壮感に溢れて聴こえていたのだが、どこか優しく聴こえてきて、自然に馴染んでいくように心に入ってきた。今日の「you」のゆかりんの歌声は、語りかけるように優しくて、そして美しかった。いつも涙ながらに歌っていた「you」を、今日は涙を見せずに歌い上げるゆかりん。美しさと優しさの中に、たしかな強さが垣間見えた。
“Don’t say Good-bye”、この曲はこの一節をどう解釈するか、どう意訳するかで色々な解釈になる気がしている。いま一番解釈を語り合いたい曲かもしれない。
映像
今日のバーチャルデートは海。駐車場で車を降りると2台しっかり自転車が用意されているところが若干シュールで笑ってしまう。芝生広場でフリスビーに興じる様子がかわいいので、フリスビーのところだけもう少し見ていたい。
スーパーノヴァ
紗幕、この言葉は今日知ったのだが、紗幕が下りてきて、その奥にゆかりんのシルエットが浮かび上がってくる。舞台奥と紗幕には星々が映し出されて、その中心でお城のバルコニーみたいな舞台セットの中心でゆかりんが歌い始める。
この曲は、今までゆかりんを宇宙の中心にある恒星のように解釈して眺めていたのだが、今回見ていると、スーパーノヴァに至っている客席側の我々と、遠くどこかの銀河にある惑星からそれを眺めているゆかりんという構図に見えてきた。最後の”この宇宙に”の歌詞とゆかりんの腕の動きに合わせ、一斉に動き始める星々。それは止まっていた時が急激に動き始めるようで、幻想的に見えてきた。
逆蜻蛉
舞台左手の花道からゆかりんが登場する。すると妙幕がステージに落ちて、青と赤の不気味な世界観が目の前に広がる。この曲を歌うゆかりんの笑顔の奥、目の奥からは確かな怖さが感じられてきた。真っ白な衣装は照明の色に照らされて変化し、舞台前方では扇風機が風を起こしてスカートが靡いている。
null
一瞬の恐怖を浄化していくように心地よいレコードノイズが聴こえてきて、イントロに合わせて黄色いライトが一つ、また一つと灯り始める。そこには穏やかな世界が現れてきて、語りかけるように言葉を紡いでいくゆかりんの歌声が心に自然に入り込んでくる。
映像
新聞紙で胸キュン文章を作る。共感性の高いゆかりんの作品と、佐々木さんの怪文書のコントラストがまぶしい。
You Are The World!
映像が終わり、ゆかりんがポップアップから登場すると、「You Are The World!」が始まる。間奏で両手を広げ、笑顔でクルクルと回るゆかりんは何度見てもかわいい。ワイパーにクラップと、ライブで聴くととても楽しい曲だと思う。
聴こえないように
福岡公演以来の「聴こえないように」。この会場に初めて来た5年前、私にとってはまだ2回目のゆかりんのライブだったのだが、その1曲目だったこの曲をまたこの場所で聴くことができてとても嬉しい。この曲は振り付けも含めてとても好きで、私にとってはライブで何度も観たい曲の1つになっている。ホールに”大好き”のコールがこだまする。
Paradoxx.
ラビさんの長いイントロでここまでの2曲で作り出された空気は一度綺麗に洗い流される。落ち着いた低い声のゆかりんの声が聴こえてくる。サビの振りと歌声は、火山が静かにマグマを噴き上げるように、静かで、情熱的だった。
映像
今回のツアーのドキュメンタリー映像でも、パンを盗むゆかりんの様子はバッチリと放映されていた。
Vanilla Lover
ゆかりんが登場すると、ダンスの時間が始まる。3階の私からは1階の様子が分からなかったのだが、どうだっただろうか。私はミラーで踊っているのだが、間奏の途中でペンライトを左手に持ち替えると間奏の最後の左手を上げるところでペンライトを挙げることができるので、そうすることにしている。
MC
前方に女子が10人近く固まっていたのだが、「マウント取ったりするの?」と話しかけるゆかりん。メイツ4人は野菜を食べるらしい。
Wonder habit
一気に会場の熱量が上がっていくのを感じる。この曲は歌詞も歌声もかわいいのは間違いないのだが、サビの振り付けがとてもかわいくて見入ってしまう。3階から全力で口上を叫んだ。
期待しないで
少し可憐で甘えた感じのゆかりんの歌声と、それに呼応する形のコールがとても楽しい。サビの右腕をまっすぐ伸ばすところから始まる振り付けは何度見てもかわいい。歌詞全体から垣間見えてくるポジティブな感情がとてもかわいらしくて、聴いていて多幸感に満たされる。
La La Love call
間髪入れずに始まったのは「La La Love call」。Aメロの後半ではゆかりんの腕の動きに合わせてペンライトが一斉に前を向く。2番終わりの間奏ではメンバー紹介。この曲の途中のメンバー紹介もすっかりおなじみになってきた感じがする。
Exactly
イントロが始まると、左右二人ずつのメイツがそれぞれ楽しそうに踊り始めて、真ん中のゆかりんが孤立する。かまってもらえずツンツンする素振りを見せるゆかりんに左右から4人が駆け寄ると、笑顔のゆかりんが歌い始める。この日もこの曲のコールは大きくて、最高の空間ができあがった。
逢うたびキミを好きになる
イントロでテープが飛ぶ。さすがに3階席まで飛んでくることはないのだが、1階席に降りそそぐテープの雨はとても綺麗だった。Bメロからサビにかけて、ゆかりんは左右の花道まで歩いていく。花道近くの人たちが一斉に飛び跳ねてペンライトを振り始める姿は、とても幸せそうで、見ていて楽しくなってくる。
encore
Only oneのあなたのせいよ
男爵が入ってきて、照明が暗転し、イントロが流れ始めるとポップアップからゆかりんが登場する。今回のツアーで初めて“うさみみ”をつけたかわいいゆかりんに歓声が上がって、クラップにもいつも以上に力が入った気がする。
MC
グッズに売り出されたみみちゃんを買い占めたいゆかりん。客席からの「大事にするよ~」の声は確かに怖いかもしれない。ゆかりんは詐欺られていない。
くちびるプラトニック
両手をおでこの前で交差させると、「くちびるプラトニック」が始まる。曲の途中からはメイツの4人も加わる。コールはwith meツアーの時よりも大きくなってきて、去年とはまた違う形に変化してきているように感じる。
うらはら兎のねがいごと
ついに最後の曲になってしまった。今日はまだ土曜日、明日高崎公演もあるのだが、そんなことは関係なく、全力で“かわいいよー!”と叫ぶ。最後は会場全員で“ぴょん”と跳ねて曲が終わっていく。後奏に合わせて3回お辞儀をする姿を見ると、ライブが1回終わってしまう寂しさと、ライブでもらえた前向きなエネルギーが混ぜ合わさったような感覚が湧き上がってくる。
あいさつ
いつものように一人ずつ手を振っていくゆかりんと、客席各所から“せーの!ゆかりーん!!”の声。最後のあいさつでゆかりんが発した、心が元気じゃない人もここにいるときだけは元気でいてほしいという一言に救われるものがある。
今日がゆかりんのライブ2回目だった友人の感想は、”コールやクラップの統率が取れていてすごかった”だった。「好きしかありえない」や「La La Love call」からの3曲など、コールが多く入る曲が印象に残ったとのこと。

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