ゆかりんHoney bunnyツアー仙台公演の感想

仙台サンプラザ

 ホールに向かう途中で呼び止められ、もう毎週のようにあっているいつものメンバーで開場を待つ。去年この仙台で入場を待っていた時の待機列は灼熱地獄だったと記憶しているのだが、今日は汗こそ出るものの昨年ほどではなかった。

 会場に入ると、独特の円形の作りで、全体的にステージに近いコンパクトな作りになっている。今日は1階席のやや上手側。ステージまでの距離は相当近い。

Poppin’ Magic

 桃色男爵が入場して、場内が暗転する。客席のペンライトが灯っていって、ピンク色の世界が出来上がると、爽やかなイントロが流れてきて、ポップアップからゆかりんが登場した。距離が近い分、今日はゆかりんの笑顔がよく見えてくる。私にとっては今ツアー5公演目、この「Poppin’ Magic」を聴くとライブに来たことを実感するようになってきた。無事また参加できたことが嬉しくて、サビでピンクのペンライトをゆかりんのほうへ伸ばした。

好きしかありえない

 「Poppin’ Magic」が終わって、“ゆかりん!!”の大歓声が沸き起こると、続く曲は「好きしかありえない」。公演数を積み重ねるにしたがって、コールや口上の声量が大きくなってきた気がする。バンドとオケの音の賑やかさもあるのだが、メロディラインが強くて、ライブで聴くととても映えて聴こえる。

MC

 今回唯一の東北地方での公演で、隣の山形県からもお客さんが来ている。最近日本地図がだいたいわかるようになってきたというゆかりんだが、このホールの印象は楽屋から見える2軒のスーパーとのこと。

Sweet Alert

 軽快なクラップから曲が始まっていく。このスピード感の中で心情の内面的な部分と対外的な部分を行き来していき、歌声も変化していく。クラップの楽しさもあるが、この曲の小悪魔っぽいかわいらしさに虜になってしまう。

キャラメル

 温かさを感じるようなイントロと穏やかさを感じるステージで、甘さが際立つような声で歌うゆかりん。この曲は何度ライブで聴いても心地よくて、優しさに包まれているような気持ちになる。サビの振り付けもかわいい。

トーキョーキャンディーガール

 この曲のサビの部分の振り付けはSNSでも話題になっていて、最近やっている人が多くなってきたように見えるが、自分でも頑張って少し覚えてみてやってみると楽しい。この曲の孤高感や、その中にも確かにある感情の解像度が上がってくるような気がする。

映像

 今回の映像はフルーツ皮むきの長さ対決。包丁で皮むきをしたことがないというゆかりんだが、数回の試行錯誤ののち、コツをつかんだのか、やや分厚目ではあるもののかなり長い皮むきに成功した。ゆかりんは器用だと思う。フルーツは本人とスタッフが美味しく頂きました。

エアシューター(アコースティック)

 映像が終わって、ドレス姿のゆかりんが出てきて、ゆかりんが”晴れ渡る午後の午後”と歌ったような気がした、確かにそんな気がしたのだが、どういうわけか記憶には残っていない。感覚的なものは残っているのだが……、偽記憶か、幻覚だったのかもしれない。

 ゆかりんがステージ左端から登場して、いつもの少しだけあどけなさが乗せられたかわいい歌声で「エアシューター」を正確に歌い上げた。それがこの曲の記憶だった。

MC

 この会場は客席の拍手が雨の効果音のように聴こえるらしい。客席の形状の話題から、とても高いケーキとそれを食べられるバイキングの話になり、そのビュッフェに行ったことがあるというセレブを客席から炙り出した。

夢色ラビリンス(アコースティック)

 何度この曲を聴いても、その歌声の綺麗さに魅了される。アコースティック編成の音作りと歌声と曲調がとても合っている。このツアーが始まってから自分の中の好きな曲ランキングで急上昇している曲かもしれない。この曲のゆかりんの歌声がとても好みで、ひたすら繰り返し聴いていたい。

you(アコースティック)

 ラビさん以外がステージ端に退場していって、暗闇のなか白いピンスポットライトが一筋、ゆかりんを照らしている。暗闇の中に一つだけ立つ街灯の明かりに照らされたドラマのワンシーンみたいで、その光景を見ているだけでこみ上げてくる切なさがある。今日の「you」はいじらしさみたいなものが感じられて、嗚咽しながら歌い上げるゆかりんは美しかった。今まで、「you」は正直なところあまり好きな曲ではなかったのだが、今回のツアーで好きになった曲の1つかもしれない。

映像

 今回のバーチャルデートの行き先は山。ぼくもバーベキューやりたい!!!(n回目。誰かみんなで一緒にバーベキューやりませんか!!!

スーパーノヴァ

 映像が終わると、白くて薄いスクリーンが降りてくるのだが、いつもとスクリーンの仕様が少し違うらしくて、スクリーン下部が紐でくくられていて、スタッフが紐を解いて整えると曲が始まった。ステージ全体が暗くなって、スクリーンには星のように点が浮かび上がり、そして後方にもいくつか点状に照明が灯ってプラネタリウムのような世界観が浮かび上がる。スクリーンの質のせいか、意図したものかしていないものか、七夕の前日、映し出された星々は周辺に滲むように広がっていて、天の川のように見えていた。最後のサビの歌い出しのことは……、触れないでおこう。

逆蜻蛉

 間髪入れずにギターの音が轟くと、今回はゆかりんが上手側から登場した。今日の席からは笑顔で歌うゆかりんの表情がはっきりと見えて、歌詞の内容と相まって恐怖感が増幅される。ライブでこの曲を聴くと、音が立体的に迫ってくるように感じて不気味さが際立って聴こえてくる。

null

 「逆蜻蛉」とは対照的に、優しい音と穏やかに呟くようなゆかりんの歌声に包み込まれて、体の緊張が解けていく。言葉が持つ二面性みたいなものを的確にとらえたこの歌詞は何度聴いても一言一句聴き入ってしまう。

映像

 今回の映像は某スポーツを疑似体験できるゲームを使っての対決。ゆかりんはボウリングが上手い。チャンバラでは電光石火の攻撃で佐々木さんをフィールドから突き落とすゆかりん。

You Are The World!

 目の前には、どこかのテーマパークにやってきたかのような明るくて楽しい世界が広がる。メイツの4人は客席を煽るようにクラップを入れ、客席はそれに呼応する。そしてその中心には楽しそうに歌っているゆかりんの姿がある。間奏のところで両手を広げてクルクルとまわる振り付けがとてもかわいい。

Jealous

 ここで神楽坂ゆかさんの曲が来るとは。近年はSdツアーやバースデーイベントで何曲か歌われることもあったが、今回のツアーの日替わり曲で入ってくるとは全く思っていなくて、この不意打ちに曲が始まって20秒ほど何の曲だろうと頭の上にはてなマークを浮かべてしまった。ゆかりんの、とこの曲に対していうと厳密には怒られるかもしれないが、ゆかりんの嫉妬が乗った歌声の奥には確かに燃え上がっている感情が見え隠れしているように聴こえてとても好きで、聴くことができてうれしい。

後ろから前から

 歴史を知らない私は、この曲が誰の何という曲で、いつ以来歌われるものなのか全くわからなかった。恐らく新曲ではなくて、誰かのカバーなのだろうということ、曲調からして恐らく1980年代だろうということは分かったのだが、それ以外は何が起きているのか全く分からなかった。ステージ上でこの曲を歌うゆかりんは、おそらく妖艶という言葉が日本語の中では最も適していて、上品な美しさがあった。

Paradoxx.

 次には何の曲がくるのかと浮足立ってくる。聴いたことのないイントロが始まって、さてこれは何かと思っていると、それは「Paradoxx.」のイントロに変化していった。少しだけアレンジを加えたらしい。この曲の前の2~3曲は激しい曲や意外性のある曲が多く入ってくるが、安定感のあるこの曲がここで入ることで全体が引き締まるような気がする。

映像

 ゆかりんに怒られたときのみみちゃんの真似の映像は何度見ても面白い。楽屋でファンレターを読みながら競馬に興じる映像もあった。熊本では、演者が記念撮影をする前にメリーさんが会場を抜けてしまったようで、代役(!?)のくまモンをメリーさん呼ばわりして弄るゆかりん。ステージ上で次の曲の準備をしつつ、その映像を眺めるメリーさんの表情が面白かった。

Vanilla Lover

 映像のあとは踊りの時間。ミラーの人が多い気がして、今回はミラーで踊ることにしてみた。ステージ上からはどう見えているのか全く分からないのだが、客席側からは割とまともに踊れているように見える……のはただの勘違いなのだろう。もっと修練します。間奏のところのゆかりんがめちゃくちゃかわいかったけど見なかったことにします。

MC

 ダッハとはDHAのこと。最近ゆかりんは赤身魚が食べられるようになったらしい。先週の熊本では牛乳を王国民に枯らされてしまったらしく、ややご機嫌ナナメなゆかりん。もっちーは熊本空港でゲーセンに行っていたらしい。

Wonder habit

 MCが終わると、次の曲は「Wonder habit」。今回のツアーの曲の中で最もストレートで底抜けに明るい歌詞に乗せられてしまう。この曲は毎回ペンライトを動かす手が止まってしまって、真っすぐステージ上のゆかりんに釘付けになっている気がする。今回も例外なくそうだった。

期待しないで

 Aメロのコールも定着してきて、ライブで聴いていてとても楽しい曲になってきた。続くサビもゆかりんの方向に多くのペンライトが伸びていてとても綺麗に見えるし、振り付けがとても良い。今回のツアーのセトリの中でも楽しみな曲の一つになっている。

La La Love call

 間髪入れずに始まったのは「La La Love call」。この曲の前に進んでいく歌詞とありがとうの気持ち、そして約束に毎回救われるような気持ちになる。間奏のメンバー紹介では、魚を食べるように煽られて全力で首を横に振るゆかりん。

Exactly

 この曲が初めて披露されてから3年半経っていると思うと不思議な感じがする。あのとき配信の動画の形ではあったが、アコースティック形式で初披露されたこの曲は、今ではツアーでみんなの声量が最も大きくて、会場全体が一体感に包まれて輝いている曲になった。全力で叫んだ。

逢うたびキミを好きになる

 イントロとともに銀色のテープが宙を舞う。真っすぐ前向きで映えるこの曲は何度ライブで聴いても良い。この曲を歌うゆかりんはいつも楽しそうで、ステージ上を自由に動き回っている。Bメロのコール&レスポンスがとても気持ちいい。最後はみんなでジャンプして本編終了となった。

encore

Only oneのあなたのせいよ

 客席から全力の”ゆかりん”コールが鳴り響くこと数分、ポップアップからゆかりんが登場して、アンコールが始まる。この曲のメロディラインはゆかりんの声が映えるような気がしていて、曲の疾走感とも相まってスポーツカーにでも乗っているかのような気分にさせてくれる。サビのところではスピード早めのワイパーがあって、ゆかりんの腕に合わせるようにペンライトが一斉に揺れる。

MC

 家にある特徴的な調理器具の話。パエリヤの専用鉄鍋というものがあるらしい。ターミネーターの同時視聴会があったら楽しそう。

くちびるプラトニック

 ゆかりんが両手を顔の前で重ね合わせて、「くちびるプラトニック」が始まる。この曲はAメロの終わりのところでワイパーを2往復させるようにする振り付けに合わせてペンライトが一斉に円弧を描くのがとても綺麗に見える。この曲を含めて残り2曲、もう終わってしまうのが惜しい。

うらはら兎のねがいごと

 去年の仙台公演というと、涙のあまり歌えなくなったゆかりんを前に王国民みんなで合唱した本編最後のこの曲が鮮明に思い出される。あの時とは違って、安定感のあるゆかりんの歌声。2番のBメロでは”めんこいなって言える?”と歌うゆかりんに、”めんこいよー!!”と全力で返すゆかり王国民。東北地方恒例のこの流れをまたやることができたのはとても嬉しい。

MC

 「めんこいよ!」は頑張っていたとのお言葉。途中大きな声を出したら頭が痛くなったとのことで、お大事に。

遠征記(note)に戻る

コメント

タイトルとURLをコピーしました